株式会社新栄商会は、名古屋の工作機械と工具の総合商社です

052-801-1222受付時間:平日 8:30~17:30

CUTTING FEATURE

ホーム切削加工特集 > ダイジェット高送りカッターダイマスターで金型粗加工の安定加工に改善成功

ダイジェット高送りカッターダイマスターで金型粗加工の安定加工に改善成功2015/08/04

三河営業所の稲津です。
私のお客様でダイキャスト型の安定加工に成功した事例をご紹介します。今まで粗加工において数多くの切削メーカーの高送りカッターを使用及びテストカットしておりましたが、長時間有する大型のダイキャスト型の粗加工ではチップの欠けや摩耗によるカッター本体の破損など安定性に欠ける面が多々ありました。そこでポジ刃形でダブルクランプ機構の切れ味&剛性面の両方を兼ね備えたダイジェットの高送りダイマスターを提案しました。従来、各社の高送りカッターのチップはネガ形状が多いのですが、ダイマスターはポジ刃形により切削抵抗が下がり切削音が非常に静かになりました。また、ダブルクランプによりチップ保持剛性が強くチッピングもなく、加工途中の工具破損もなくなり安定して加工が行えるようになりました。また、更に切削抵抗を低減できるブレーカー付きチップを使用してみたところ、更なる改善に至り採用して頂きました。お客様からは一昼夜かけて行う金型の粗引き加工を安心してできるようになったと喜んで頂きました。今後は今までうまくいかなかった鋳鋼などの材料へのTRYや、切込量を従来の1.5倍にしてみるなど更なる加工条件UPに挑んでみるとのことです。ダイジェットの高送りダイマスターはチップがブレーカーなしとブレーカー付き、チップ材種も豊富で多種多様な加工形態に対応できます。皆様も是非一度お試しください。補足として高送りダイマスターもそうですが多くのダイジェットカッターに採用している G-Body は表面硬さ65HRC以上と高硬度で熱変形に強く高剛性で耐久性もあり切屑の溶着などを抑制する効果もあります。

〒468-0056 名古屋市天白区島田二丁目516番地

お電話でのお問い合わせ

052-801-1222受付時間:平日 8:30~17:30

メールでのお問い合わせ

お問い合わせする